プロ・アマ・学生問わずに参加できる建築CGパースコンテスト。

最優秀賞

淺香 隆幸 様
住友童話館 -Sumitomo Fairytale Pavilion-

41歳
東京都

使用ソフト 
Autodesk 3ds Max 2014
Adobe Photoshop CC

淺香 隆幸 様 住友童話館 -Sumitomo Fairytale Pavilion-

コンセプト

1970年に開催された日本最大のお祭りである大阪万博のパビリオンとして設計された『住友童話館』です。半世紀が経とうとしている現代においても、そのデザインは色あせることなく近未来を想像させます。斬新だけどレトロでどこか懐かしい、そんな想いを表現しました。

受賞者のコメント

スキャンした日本万国博覧会の簡単な図面とインターネット上にある様々な写真を参考に
プロポーションやディテールを確認しながら、この複雑な形状のモデリング作業を進めました。

第1回のコンテストということで色がわからないままエントリーし、
まさか自分の作品が最優秀賞に選ばれるとは考えもしなかったのでとても嬉しく思います。
そして第一回目の建築CGパースコンテストの最優秀者としてその名に恥じぬよう
今後もその技術を磨き続けます。

またこの建築CGパースコンテストが次世代の人材育成と、
業界の活性化に結びつくことを願っております。

審査員のコメント

飯田 都之麿
これは、かつての大阪万国博覧会の住友童話館である。
あえて背景に雨上がりのようなどんよりとした空を選び、その手前にきらりと光る建築を配置することで
昔の建物が、未来の建築のようなドラマチックな印象を与える。
綺麗なCGがデジタルに誰でもできるようになった分、今まで以上に感性の表現が大切になってくるのだと思う。
その意味でこのパースは物語感―ナラティブーを感じさせるとてもいい作品だと思う。


村上 昭彦
従来の完成予想パースには無いCGのスキルを存分に使いこなされて
映画のセットのように臨場感あふれる作品が多かったですね。
特に浅香さんの作品は、今にもターミネーターが出てきそうですね。
内観ではCGが苦手な柔かい明りや家具の皺の表現が
テーブル等の硬さとのコントラストで、うまく表現されていました。
学生の作品は、若々しいダイナミックな構図が新鮮で、
今後が楽しみな方がたくさんいらっしゃいました。


山村 博士
「パッと見た瞬間に引き込まれるモノを感じました。
全体的にダークなトーンの作品なのに、印象としては未来に明るさを感じることが出来る不思議な作品です。
半世紀も前にデザインされた建物が今こうして眼の前に甦り、そしてそれが近未来を感じさせてくれる。
なんか素晴らしい瞬間に立ち会った気分です。作者の表現力が遺憾なく発揮された素晴らしい作品だと思います。」


PRIZEWINNER



GOOD PIECE



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